カイセドから主役を奪う可能性も!? トッテナムMFが開幕節で見せた数々の好スタッツ

開幕節で素晴らしいパフォーマンスを披露したビスマ photo/Getty Images

今季はビスマがプレミアリーグを席巻するか

トッテナムは13日、プレミアリーグ開幕節でブレントフォードと対戦し、2-2のドローで試合を終えた。ポステコグルー体制の船出を勝利で飾ることはできなかったが、ポジティブな面も多く見られたのではないか。

今夏の移籍市場でレスター・シティから加入し、10番を背負う新戦力のジェイムズ・マディソンが2アシストを記録。いきなり存在感を発揮して見せた。ただ、彼に負けじと素晴らしいパフォーマンスを披露していたのが、トッテナム加入2年目を迎えたMFイヴ・ビスマである。

昨季は左足首の疲労骨折により、後半戦のほとんどを欠場していたビスマ。その悔しさをバネに、今季は開幕戦からパワー全開だ。ブレントフォード戦でボランチとしてフル出場を果たすと、この試合で数々の好スタッツを記録している。

データサイト『Squawka』や『WhoScored』によると、両チーム最多のタッチ数(136)を記録したほか、最多のパス数(112)、最多のデュエル勝利(11)、ドリブル成功(5)なども記録したという。また、ボランチながらファイナル・サードへの進出も15回あり、シュート数も両チーム最多タイの3本。パス成功率も92%と、終始安定感を見せた。

ブライトンで飛躍を遂げたボランチといえば、今はモイセス・カイセドが注目されがちだが、ビスマ(2018年夏から4年間プレイ)もそのひとりだ。ビッグディール成立が目前とされるカイセドから主役の座を奪い、今季はビスマがプレミアリーグを席巻するかもしれない。それほど開幕節から素晴らしい動きを披露していた。


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