《4シーズン連続で開幕戦2ゴール》の異常ぶり 今季も怪物ハーランドを止めるのは不可能なのか

バーンリー戦で2ゴール奪ったハーランド photo/Getty Images

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今季もバーンリー相手に2ゴール

もはやマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドを止めるのは不可能なのだろうか。

シティは今季開幕節でバーンリーと対戦したが、このゲームでもハーランドはあっさりと2ゴールを記録。ハーランドがリーグ開幕戦で2ゴールを決めるのは、何と4シーズン連続のことなのだ。

始まりはドルトムント在籍時の2020-21シーズンで、このときはボルシアMG相手に2ゴール、続く2021-22シーズンはフランクフルト相手に2ゴール3アシスト、シティの選手として迎えた昨季はウェストハム相手に2ゴールを奪っている。
ハーランドにはスロースタートという概念がないのか、序盤からアクセル全開だ。そしてこの得点ペースが落ちないのも特長的だ。

ドルトムント時代の2020-21シーズンは第8節までに10ゴールの固め打ち、2021-22シーズンは同じ第8節の段階で9ゴールを奪っていた。それも2試合欠場した試合がありながらだ。

もっともドルトムント時代は中盤戦に負傷離脱していた期間があり、その時期に一度ペースが落ちてしまった。ただ、シティの選手として迎えた昨季はそうした長期離脱もなく、第3節から第10節にかけて7戦連続ゴールと驚異の固め打ちを披露。10節消化時点で15ゴールを奪っていた。

最終的に昨季は36ゴールまで数字を伸ばすことになったが、今季も開幕戦から快調だ。次節のニューカッスル戦は難しいゲームになるだろうが、そこからはシェフィールド・ユナイテッド、フラム、ウェストハム、ノッティンガム・フォレスト、ウォルバーハンプトンと、格下相手のゲームが続く。ここまでにハーランドが一気に数字を稼いでくる可能性は十分に考えられる。

今夏にはFWハリー・ケインがバイエルンへ向かうことになり、得点王を争う最大のライバルが消えた。ハーランドの2シーズン連続得点王は現実的な目標と言えそうだが、今季も怪物は止まらないか。

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