ケインのバイエルン移籍は正しい決断 スーパーエースに欠けていたタイトル「CL制覇のチャンスもある」

バイエルンに移籍したケイン photo/Getty Images

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悲願のタイトル獲得へ

トッテナムで長くエースを務めてきたFWハリー・ケインがついに移籍を決断した。移籍先はドイツ王者バイエルンだ。

ケインにはマンチェスター・ユナイテッドなどイングランド国内クラブへの移籍案も噂されたが、バイエルン行きは正しい決断と言えるのではないか。

かつてリヴァプールなどで指揮官を務めてきた解説のグレアム・スーネス氏も、ユナイテッドよりはバイエルンの方がタイトル獲得のチャンスがあるとケインの決断に理解を示している。
「バイエルンではトロフィーを獲得できるだろうし、CL制覇のチャンスもある。しかし、それはスパーズでは起こらない。ケインにとってもバイエルンにとっても素晴らしい決断だと思う。彼は30歳だ。ユナイテッドが来年プレミアかCLを制するだろうか。いや、その可能性は低い」(英『Daily Mail』より)。

ケインはワールドクラスのストライカーではあるが、タイトルと縁がなかった。昨季トッテナムがプレミアリーグで8位に終わったことを考えると、年齢的にも今夏の移籍は妥当な決断と言えよう。

バイエルンは国内リーグはもちろん、CLでも優勝候補の一角だ。今夏はナポリからDFキム・ミンジェも加え、最終ラインのタレント力も評価される。2列目にもジャマール・ムシアラやレロイ・サネらタレントが揃っているため、センターフォワードのケインは再びの欧州制覇へラストピースとも言える。今夏の補強はなかなかに印象的だ。

先日行われたDFBスーパーカップこそライプツィヒに敗れたが、それでもバイエルンがブンデス優勝候補最有力であることに変わりはない。

チームタイトルに加えてケインはブンデスリーガ得点王候補にも挙げられるが、1年目から爆発となるだろうか。

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