“37歳”とは思えぬ圧巻の得点力 ドイツ、イングランド、イタリア、トルコと環境問わず得点決めるジェコの凄さ

フェネルバフチェでプレイするジェコ photo/Getty Images

今季からはトルコへ

13日よりスタートしたトルコ国内リーグのスュペル・リグ。名門フェネルバフチェでいきなり輝きを放ったのは、今夏に加わった37歳のFWエディン・ジェコだ。

昨季までインテルでプレイしていたジェコは37歳と大ベテランではあるが、ジェコもまた現代を代表する鉄人プレイヤーと言っていい。大きな怪我も少なく、あらゆるリーグで結果を出してきたのも特長的だ。

そのジェコは今季開幕戦となったガズィアンテプ戦に先発すると、開始3分に自ら中盤でボールを回収したところから左サイドへ展開し、最後は味方の折り返しに合わせていきなり先制点を記録。

さらに18分にも味方のスルーパスに抜け出して2点目を決め、チームを2-1の勝利に導いた。

ジェコはイタリアのローマでプレイしていた2015-16シーズンより、昨季まで8シーズン連続でシーズン二桁得点を記録している。これをトルコでも継続することは十分に可能だろう。

ヴォルフスブルク時代にはブンデスリーガ得点王、ローマでもセリエA得点王、マンチェスター・シティでも活躍するなど、環境に左右されないのも見事だ。

伊『Gazzetta dello Sport』も37歳には見えないと絶賛し、手放したインテルが後悔することになるのではと取り上げている。インテルでもラウタロ・マルティネスと良好な関係を築いており、様々なFWとコンビを組める引き出しの多さもジェコの魅力だ。

今季トルコ国内リーグの得点王争いにも絡めそうだが、ジェコはトルコの地でも得点量産となるか。

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