「もし2年で1億ユーロ稼げるなら……」サッカー選手にとってサウジリーグは新たな夢の舞台となるのか

C・ロナウドなどスターたちが集まるサウジリーグ photo/Getty Images

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資金力では太刀打ちできない

昨季にクリスティアーノ・ロナウドを獲得してから、急速に盛り上がりを見せるサウジ・プロフェッショナルリーグ。

今季もジョーダン・ヘンダーソンやロベルト・フィルミーノ、ネイマール等スター選手が次々と挑戦の舞台をサウジアラビアに移しているが、その決断の大きな要因はやはり莫大なサラリーだろう。

ネイマールの給与はなんと1億5000万ユーロと報道されており、PSG時代の約3倍の年俸が約束されている。あと数年トップレベルで活躍する彼の姿を見たかったサッカーファンにはとって酷な話だが、このレベルの給与を掲示できるクラブは恐らく欧州には存在しないだろう。
こうした報道を受け、心を動かされるサッカー選手も少なくない。

独『Bild』によれば、ボルシア・ドルトムントのマリウス・ヴォルフはYouTubeの『At Broski – Die Sport show』に出演した際に、「2年で1億ユーロを稼ぐことができるなら、おそらくサウジアラビアに引っ越すだろう」と素直に認めている。

より高いレベルへステップアップを望む選手は少なくないが、そこで判断材料となるのがクラブの格と給与面だ。サウジリーグは他リーグと比べて前者では劣るものの、給与面の待遇では数段上を行っている。

チャンピオンズリーグで夢を追い求めるか、サウジリーグでより高額な報酬を得るか。今後数年間で、多くのスタープレイヤーがこの選択に直面することになるだろう。

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