「彼がセンターフォワードでプレイするのを見たくない」悩めるリシャルリソンの起用法に元同僚が疑問

得点源として期待されるリシャルリソンだが photo/Getty Images

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元チームメイトならではの視点

絶対的エースであったハリー・ケインを放出し、新たな陣容でシーズンを迎えたトッテナム・ホットスパー。ケインの代役としてサポーターから得点量産を期待されているのが、昨季エヴァートンから加入したリシャルリソンだ。

 
昨季はリーグ戦を通しわずか1ゴールに終わり、本人にとっても悔しいシーズンとなった。今季は攻撃的な戦術を好むアンジェ・ポステコグルーの下、本来の輝きを取り戻したいところだ。

しかし、彼のセンターフォワード起用に厳しい意見を投げかけているのが、ワトフォードで彼と共にプレイしたことがあるトロイ・ディーニーだ。
現在はリーグ2(英4部)のフォレスト・グリーン・ローバーズで選手兼コーチを務めているディーニーだが、リシャルリソンの本来のポジションは左ウイングだと、英『The sun』でコメントしている。

「以前にワトフォードでチームメイトだったリシャルリソンがブレントフォードとの開幕戦で先発し、チームは2-2で引き分けてまずまずの兆候を見せた。しかし、リシャルリソンはセンターフォワードではない。それは彼の本来のポジションではない。彼は左ウイングであり、内側に切り込んでゴールを決めることができる選手だ」

「私の記憶では、彼がワトフォードで過ごしたシーズン中、彼が中央でプレイしたことはない。彼のベストポジションで起用できれば、彼は本来の実力を発揮できる。でも、対戦相手が今のスパーズを恐れることはない。彼がセンターフォワードでプレイするのはもう見たくないんだ」

しかし、現在トッテナムの左ウイングにはソン・フンミンやイヴァン・ペリシッチなど強力なライバルがおり、ポステコグルーも彼を中央の点取り屋として計算しているはずだ。

彼自身の価値を証明するためにも、次節のマンチェスター・ユナイテッド戦ではなんとしてもセンターフォワードとして結果を残したいところだ。

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