レアルの“新戦力”はベリンガムだけじゃない 戻ってきたB・ディアスのテクニックはトップクラスだ

アルメリア戦に短時間ながら出場したブラヒム・ディアス photo/Getty Images

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攻撃にアクセントをつけられる

リーガ・エスパニョーラでいきなり3ゴールを記録するなど、強烈なインパクトを残しているレアル・マドリードMFジュード・ベリンガム。

しかし、レアルの新戦力はベリンガムだけではない。スペイン『Mundo Deportivo』がスポットを当てたのは、今夏にレンタル先のミランから戻ってきたMFブラヒム・ディアスだ。

ミランでは主力として経験を積んできたディアスだが、レアルの前線はタレント揃いだ。中盤をダイヤモンド型にした[4-4-2]の場合はトップ下が適正ポジションとなるだろうが、そこには新戦力のベリンガムがいる。
ディアスの出番はプレシーズンからなかなか増えず、今季リーグ開幕戦のアスレティック・ビルバオとの一戦もベンチに座ったまま出番がなかった。

しかし第2節のアルメリア戦では、終盤の途中出場から印象的なプレイを披露。お得意のドリブルで敵陣を切り裂く見せ場も作っており、やはり左右両足を遜色なく使いこなす技術レベルは一級品だ。

SNS上でも「あの短時間のプレイだけで彼はロドリゴ以上のことをした」、「彼が相手の守備を崩せることを証明するパフォーマンスで、ここからゴールやアシストを生み出すだろう」と好意的な意見が目立つ。

ディアスにはベリンガムとは異なる強みがあり、ミランでも磨いてきた突破力は高いレベルにある。いきなりスタメンを確保するのは難しいかもしれないが、攻撃にアクセントをつけるうえでディアスの存在は大きなものとなっていくのではないか。

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