ほろ苦いデビュー戦となったカイセド 痛恨のPK献上でチェルシーは敗戦するも指揮官はプロセスを信じるように主張

チェルシーの指揮官ポチェッティーノ photo/Getty Images

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新生チェルシーで挑む今シーズン

マウリシオ・ポチェッティーノ新監督を迎え、昨シーズンまでと大きくメンバーが変わったチェルシー。

開幕戦はリヴァプールと対戦し、1-1の引き分けに終わったがパフォーマンスは悪くなく、今シーズンの期待を感じさせる試合であった。迎えた第2節はウェストハムと対戦。ウェストハムに先制点を許すも、MFカーニー・チュクエメカが同点ゴールを決める。

その後はウェストハムゴールを脅かすも、MFエンソ・フェルナンデスの痛恨のPK失敗もあり、点を決められずにいるとウェストハムに追加点を決められる。ウェストハムが退場者を出し、数的有利に立ったチェルシーだが点は最後まで奪えず、最終的にもう一点追加され3-1で敗戦した。
この試合でチェルシーでの初出場を果たした注目のMFモイセス・カイセドは3点目のPKを献上してしまい、ほろ苦いデビューとなってしまった。開幕から2試合で1分1敗とまだ勝てていないチェルシーだが、指揮官のポチェッティーノはプロセスの重要性を主張している。

「我々は多くのチャンスを作り、前半はうまくいった。前半のうちに試合に勝てるはずだった。後半、また孤立したアクションで再び失点した。明確なチャンスを生み出すためのスペースを見つけるのは[難しい]が、全体的に説明するのが難しいのはこのタイプのゲームだ」

「がっかりしたが、これはほんの始まりにすぎない。私たちはそのプロセスを信じる必要がある。私たちはさらに強くなり、間違いなく本当に競争力があると思う」(英『Daily Mail』より)

PKを献上してしまったカイセドについても「彼はよくやった。いくつかとてもポジティブなこともあった」とコメントしている。

若い選手も多く、新加入選手も多いためチェルシーが本来の力を発揮するには少し時間がかかるかもしれない。指揮官もこの試合前半のパフォーマンスには満足しているという。

チェルシーは今シーズン初勝利を目指して第3節で26日にルートン・タウンと対戦する。

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