マウント加えたマンUの中盤が機能しない? 開幕2試合に漂う不安感「カゼミロはかつてほど機動性が……」

マンUに加わったマウント photo/Getty Images

開幕2試合は内容に満足できず

プレミアリーグ開幕から2試合。マンチェスター・ユナイテッドのスタートは低調だ。

開幕節では1-0でウォルバーハンプトンに勝利しているが、内容は納得できるものではなかった。続く第2節ではトッテナムに0-2の完敗を喫しており、サポーターにとってはフラストレーションの溜まる2試合だったのではないか。

データサイト『WhoScored』が問題視するのは、新たな中盤だ。開幕からの2試合ではカゼミロ、ブルーノ・フェルナンデス、そこにチェルシーから獲得したメイソン・マウントの3枚を先発起用しているが、まだこの組み合わせがフィットしていない。同サイトもマウントと他2人の相性を疑問視している。

「対処が必要な主なエリアは中盤だ。カゼミロは31歳でかつてほど機動性がなくなっている。フレッジは欠点もあったが、少なくとも中盤にエネルギーは供給していた。だが、そのフレッジもフェネルバフチェに売却されてしまった。カゼミロ、マウント、フェルナンデスの中盤トライアングルの場合、後者の2人が攻撃的な選手で構成されている。これがどのように機能するのかまだ分からない」

クリスティアン・エリクセンを起用するパターンもあるが、守備的MFのカゼミロをサポートする存在が必要と同サイトは見ている。マウントに関しては移籍して間もないため、早期の結果を求めるのは酷なのかもしれない。しかし、今夏の目玉補強の1人なだけに機能しないとなれば厳しい。

まだ焦る段階ではないが、指揮官エリック・テン・ハーグは中盤の最適解を見つけられるか。

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