冨安への2枚目イエローは「取り消されるべき」 “2枚目のイエローカードにVARは介入できない”という基準は正しいか

イエロー2枚で退場となってしまった冨安 photo/Getty Images

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疑惑の判定巡って英でも議論白熱

プレミアリーグ第2節で、アーセナルはクリスタル・パレスと対戦。1-0と勝利したが、67分にDF冨安健洋が2枚目の警告を受けて退場しており、後味の悪い勝利となった。

この冨安が受けた2回の警告に対しては、英でも議論が紛糾している。『sky sports』では元リーズやニューカッスルのアラン・スミス氏が「あれで退場になるなんて本当に酷い」と擁護。『talkSPORT』の番組では、司会のジェイソン・カンディ氏と元トッテナムのジェイミー・オハラ氏が「冨安の2枚目のイエローは絶対的な不名誉だ」と判定に疑問を呈した。2枚目の警告を受けたシーンでは、冨安はジョルダン・アイェウのシャツを掴んでいるようには見えるものの、引っ張る前に手を離している。

「彼は彼(ジョルダン・アイェウ)に触れてさえいない! しかし2枚目のイエローだったので、アーセナルはそれをアピールできない」
カンディ氏らが話しているのは、プレミアリーグのVAR介入基準についてだ。プレミアでは「一発退場」についてはVARが介入できるが、2枚目のイエローカードによる退場については介入できない。この基準は正しいのか、疑問が投げかけられた形になった。

「常識があるのなら、イエローカードは取り消されるべきだ。私にとってあれば2枚目のイエローではないが、VARは介入できない」

カンディ氏らはこのように話している。確かにVARの介入があれば判定が覆った可能性があり、導入基準に関しても見直しが必要かもしれない。

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