デ・ブライネ、ティンバー、マウント…… プレミアの負傷者リストが“超豪華メンバー”と化した 残念すぎる序盤の離脱者続出

開幕戦でまたもデ・ブライネは右足を壊してしまった photo/Getty Images

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ATの新システムにも懸念が

マンチェスター・ユナイテッドは、DFルーク・ショーが数週間の離脱になることを発表した。DFタイレル・マラシアも負傷でプレシーズンから離脱しており、左サイドバックは人員不足に陥ってしまった。さらにMFメイソン・マウントもハムストリングの負傷で6週間ほどの離脱とみられている。その他GKトム・ヒートン、FWアマドゥ・ディアロ、そして新加入FWラスムス・ホイルンドも負傷した状態での加入となっており、いまだデビューしていない。

開幕まもないプレミアリーグではすでに多くの負傷者が出ているが、もっとも深刻なのはチェルシーだろう。DFウェズレイ・フォファナやトレヴォ・チャロバー、新加入FWクリストファー・エンクンクなど開幕前から怪我人の多さに悩まされていたが、キャプテンのDFリース・ジェイムズ、MFカーニー・チュクウェメカ、FWミハイロ・ムドリクなどシーズンが始まってからも負傷者が続出し、野戦病院状態だ。

第1節開始早々に、大黒柱のMFケビン・デ・ブライネをハムストリング負傷で失った王者マンチェスター・シティも不安が大きい。MFベルナルド・シウバも契約延長を果たしたものの離脱中。『Transfermarkt』によれば、筋肉系の負傷となっている。DFジョン・ストーンズも9月頭の復帰が見込まれているものの現在は離脱しており、中心選手たちの離脱が相次いだ。
アーセナルは離脱の人数こそ多くないものの、獲得したばかりのDFユリエン・ティンバーを十字靭帯断裂で失った。他にもアストン・ヴィラのDFタイロン・ミングスなど長期離脱を強いられそうな選手がおり、シーズン序盤ながら負傷者続出で多くの選手のプレイが見られないのは残念というほかない。

離脱した選手だけで強力なイレブンが選出できそうなほどの豪華メンバーとなってしまっているが、心配なのは選手たちのコンディションだ。W杯を挟んだ昨季からの過密スケジュール、プレシーズンの世界ツアー、アディショナルタイムの計測方法変更による試合時間の延長など、疲労がたまる条件は揃っているだけに、選手のコンディション管理には例年以上に注意する必要があるのかもしれない。

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