J2首位・町田に襲う悪夢 エリキが長期離脱で絶対的エースを欠いて重要な終盤戦へ

長期離脱を余儀なくされることとなったエリキ photo/Getty Images

ここまで得点ランクのトップに立つ活躍

明治安田生命J2リーグの町田ゼルビアは24日、FWエリキが長期離脱を余儀なくされることとなったと発表した。

現在29歳のエリキは、2019年シーズンと2020年シーズンに横浜F・マリノスで活躍したのち、2021年2月に中国スーパーリーグの長春亜泰へ移籍。中国で2年間にわたってプレイしていたが、今季から日本へ復帰し、町田へ加入した。

そして、そんなエリキは抜群の決定力で、ここまで18得点とゴールを量産。現在、J2の得点ランキングでトップに立っており、首位を走る町田の攻撃を牽引してきた。しかし、19日に行われた清水エスパルス戦(第31節)で開始直後に負傷し、前半のうちに交代を強いられていた。

クラブの公式サイトによると、その後の検査で左膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷、内側側副靱帯損傷の大怪我を負っていることが判明。全治約8カ月と診断されたという。

なお、エリキはクラブの公式サイトを通じて「いつも、そしてどんなときも応援して頂きありがとうございます。私は、FC町田ゼルビアファンの皆さんを愛しています。私はさらにパワーアップして戻って来ます。私は皆さんのことを応援しています! 私のために戦って下さい。そして選手達を信じて下さい。クラブの歴史に私の名が刻まれること、そして私は町田というクラブとこの素晴らしいユニフォームに対し常に敬意を表します。心から感謝しております」とメッセージを送っている。

第31節終了時点で、1試合未消化ながら2位ジュビロ磐田と勝ち点差「6」。首位に立つ町田だが、絶対的エースの離脱は大きな痛手だろう。今季のJ2も残すところ3分の1を切ったが、重要な終盤戦のこの困難を乗り越え、クラブ史上初のJ1昇格を勝ち取ることができるのか。

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