カイセド、マクアリスターら抜けたのに衝撃の強さ ブライトンは今季の“TOP4候補”なのか

躍動するブライトン photo/Getty Images

戦力ダウンをまるで感じさせない

今夏にMFモイセス・カイセド、アレクシス・マクアリスター、GKロベルト・サンチェスを手放しながらも、ブライトンはプレミアリーグで見事な連勝スタートを切った。

この3人はチームのセンターラインを守ってきた重要な存在で、大きな戦力ダウンと考えられる。しかしブライトンは新戦力のMFマフムード・ダフードやビリー・ギルモアが中盤の新たなピースとなり、前線では新戦力のFWジョアン・ペドロも躍動するなど、大幅な戦力ダウンを防いでいる。

開幕2試合の相手は昇格組のルートン・タウン、ウォルバーハンプトンで、どちらも強敵ではない。これは考慮する必要があるが、この2試合をどちらも4-1のスコアで制した実力は評価されるべきだろう。

気は早すぎるが、英『Daily Mail』は早くもブライトンを今季のTOP4候補と紹介。一気に3ゴールを奪ったウォルバーハンプトン戦の後半45分間のパフォーマンスを高く評価している。

「三笘薫がウォルバーハンプトン戦の前半に見せたドリブルとフィニッシュは、彼の高いボールスキルを改めて証明するものだ。またこのゲームの後半に彼らが見せた支配的なパフォーマンスは、今季彼らと戦うすべてのチームへの警告となるはずだ」

昨季はカイセド、マクアリスターらの力もあってプレミア6位に入ったのだが、その2人が抜けた今季に4位まで順位を上げることは可能なのだろうか。開幕2試合のスタートは抜群で、9月に予定されるニューカッスル戦、マンチェスター・ユナイテッド戦といったカードが真に実力を試される場となりそうだ。

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