現代サッカーで“1600万ユーロ”は大バーゲン? ロフタス・チークはミランのスターになるかもしれない」

今夏ミランに加わったロフタス・チーク photo/Getty Images

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セリエA1年目から大活躍の可能性

移籍金が高騰している近年の状況を考えると、今夏にミランがチェルシーから1600万ユーロの移籍金で引き抜いたMFルーベン・ロフタス・チークはバーゲン価格に近いと言える。

27歳のロフタス・チークはすでにミランの中盤で重要な存在になりつつあり、サンドロ・トナーリが抜けたミランにおいては実に心強い新戦力だ。

英『Daily Mail』は早くもロフタス・チークをバーゲン補強だったと綴り、ミランの動きを評価する。
「チェルシーがルーベン・ロフタス・チークを売却した決断は正しかったのだろうか。ロフタス・チークは、チェルシーからの1600万ユーロの移籍金がバーゲンであることを示し始めており、ミランのスターになるかもしれない。チェルシー退団後のオリヴィエ・ジルーやフィカヨ・トモリのように、ロフタス・チークもイタリアの地で主役になれる可能性があるのだ」
 
「ミランはセリエAタイトル獲得へ向けて彼を補強ターゲットに選んだわけだが、ロフタス・チークはピオリが採用するシステムにおいてあらゆるポジションに適応できる。ロフタス・チークはすでにラインデルスとともに中盤でチームの絶対的な主役となっている」

セリエAでも持ち前の馬力溢れるプレイを披露しており、中盤からボールを運べるロフタス・チークはミランにとって理想的な人材と言える。同じ中盤の選手でAZから加えたタイアニ・ラインデルスの移籍金も1900万ユーロ、バレンシアから加えたMFユヌス・ムサも2000万ユーロの移籍金とされており、ミランの動きはコストを抑えつつも効果的に見える。

ロフタス・チークの場合はジルーやFWクリスティアン・プリシッチなどチェルシー時代の仲間もいる。これもチームに適応するうえで助けとなるはずで、1年目からロフタス・チークが大活躍するシナリオもありそうだ。

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