「小さな王様」、「カンテのよう」 チェルシーで輝いたカイセドに集まる絶賛の声

チェルシーに加入したカイセド photo/Getty Images

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ルートン・タウン戦ではひとまず初勝利を手に

チェルシーでのデビュー戦となった前節のウェストハム戦は、MFモイセス・カイセドにとって非常に苦しいゲームとなってしまった。

今夏ブライトンからチェルシーに移籍したカイセドは、ウェストハム戦の61分より登場。しかしPKを献上したり、味方とのパス交換が合わなかったりと散々な結果に。ワーストデビュー戦との意見まであったほどだ。

しかし、やはり実力は本物だった。指揮官マウリシオ・ポチェッティーノは今節のルートン・タウン戦にカイセドをフル出場させており、チームも3-0と快勝。相手は昇格組の格下ではあるが、サポーターからはカイセドのパフォーマンスを称える声が多く出ている。
「小さな王様がここにいる」

「エンソとカイセドは素晴らしい選手だ」

「彼はどこにいてもカンテのようだった」

「カイセドはリーグ最高の守備的MFだ」

ルートン・タウン戦ではレンヌから獲得した19歳のMFチムアンヤ・ウゴチュクも途中出場しており、今夏の補強もあって守備的MFには人材が揃っている。中でもエンソ・フェルナンデスとカイセドのコンビは中盤の軸となるべきで、この2人が機能すればリーグ屈指の中盤となる可能性もある。さらにルートン・タウン戦ではコナー・ギャラガーも抜群の呼吸を見せており、フェルナンデス、ギャラガー、カイセドの組み合わせは1つのパターンとなっていくだろう。

まずは今季初勝利を手にしたチェルシーだが、ここから白星を増やしていけるか。カイセドもひとまずはホッとしたはずで、リーグ最高の守備的MFであることを証明するシーズンとしたいところだ。

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