“アザールの4年間”にわずか3試合で並ぶ 怪物ベリンガムの勢いが止まらない

今季からレアルでプレイするベリンガム photo/Getty Images

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3試合連続ゴールを記録

今夏の移籍市場で、レアル・マドリードへ加入したイングランドの若き怪物ジュード・ベリンガムの勢いが止まらない。

25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第3節で、セルタの本拠地へ乗り込んだレアル。6割を超えるボール支配率を記録するも、ヴィニシウス・ジュニオールの負傷交代やPK失敗などもあり、なかなか均衡を崩せない。このままスコアレスで終わってもおかしくはない雰囲気の中で、チームの窮地を救ったのがベリンガムだ。

レアルは81分に右CKを得ると、このクロスをホセルが頭でファーサイドへそらす。このボールをベリンガムがダイビングヘッドで押し込み、ついにセルタゴールをこじ開けたのだ。このベリンガムのゴールが決勝点となり、レアルが1-0でセルタを破って見事開幕3連勝を飾っている。
レアルでの公式戦デビューとなった開幕戦で早速ゴールを決め、第2節では全得点に絡む2ゴール1アシスト。ここまで圧巻のパフォーマンスを披露していたベリンガムだが、その勢いはとどまるところを知らず、MFの選手ながら3試合連続ゴールを記録した。早くもチームに必要不可欠な存在となっている。

そんなベルンガムを多くのメディアが絶賛。データサイト『WhoScored』は「(MFの)モドリッチ、クロース、チュアメニ、カマヴィンガが昨季、リーグ戦で記録したゴールは、合わせてもたった6ゴールだった。(ベリンガムは)マドリードの中盤を新たなレベルへ導く」とコメント。また、データサイト『Squawka』は「ベリンガムはレアルでの3試合で、アザールが4年間で記録した同じ数のリーグ戦ゴール数を記録した」と取り上げている(なお、アザールはレアルでリーグ戦通算54試合に出場し、4ゴール9アシスト)。

レアル加入1年目から、ベリンガムがどれだけ数字を残すか見ものだ。今後の活躍にも目が離せない。

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