1年の成長でレアル不動のアンカーへ 23歳チュアメニへの絶賛「1年間の浮き沈みを経た現在、能力を疑う人はいない」

レアルの中盤を統率するチュアメニ photo/Getty Images

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昨季はまだ波もあった

レアル・マドリード加入からMFジュード・ベリンガムが立て続けにゴールを決めるなど、今のレアル最大のストロングポイントは中盤だ。

1番目立っているのはリーガ・エスパニョーラで早くも4ゴールを決めているベリンガムだが、中盤の底からチームを支えるMFオーレリアン・チュアメニも忘れてはならない。

昨夏モナコからレアルに加入したチュアメニは、同じタイミングでMFカゼミロが退団したこともあり、いきなりカゼミロの後継者としての働きが求められた。加入当時22歳だったチュアメニはその時点で完成度の高い選手ではあったが、まだパフォーマンスには波があった。
しかし、1年の時を経てチュアメニは確実に成長している。スペイン『as』も欠かせない戦力になったと絶賛しており、リーグ3連勝スタートはチュアメニの貢献も大きかった。

「1年間の浮き沈みを経た現在、チュアメニの能力を疑う人はいない。彼はアンチェロッティにとって欠かせない存在だ。アンカーとして機能する4-3-1-2への変更は、彼に見事にフィットした。彼がいないときのマドリーは表情が変わるほどだ」

これでまだ23歳というのも頼もしい。チームには同じフランス代表の若手MFエドゥアルド・カマヴィンガもおり、カマヴィンガもアンカーに入れる。守備的な役割をこなせる若手が2人いることは大きな強みであり、若手が育っているレアルの中盤は今後も盤石か。

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