まだまだ本調子には程遠い鎌田大地 指揮官や同僚は今後への期待をあらわにしつつ擁護

今夏の移籍市場でラツィオへ加入した鎌田 photo/Getty Images

鎌田には「時間が必要」

ラツィオは27日、セリエA第2節でジェノアと対戦。ホームでの戦いながら苦戦を強いられ、0-1で敗戦した。この結果、2018-19シーズン以来の開幕2連敗を喫し、今季は苦しいスタートとなっている。

そして、今夏の移籍市場でラツィオへ移籍し、この試合で2試合連続のスタメン出場を果たした鎌田。何度かシュートチャンスはあったものの、決め切ることはできず。さらに、8月に入ってからチームへ合流したこともあってか、周囲との連携面などまだまだで、ボールロストやパスミスなども目立つ。そのため、ジェノア戦では、66分までのプレイにとどまった。

本調子には程遠い姿に、厳しい声もちらほら聞こえてくるが、まだまだチームに加入したばかりだ。マウリツィオ・サッリ監督やチームの10番を背負うルイス・アルベルトは、鎌田への期待をあらわにしつつ、このサムライを擁護している。2人の試合後のコメントを、伊『CITTACELESTE』や伊『TUTTOmercatoWEB』などが伝えている。

◯マウリツィオ・サッリ
「カマダに関しては、現時点で判断するのは難しい。彼は我々と一緒にトレーニングを始めてから、まだ日が浅いからね。彼がドリブル面で高いクオリティを持っているのは明らかだし、残りは努力次第で改善されるだろう。コンディションさえ良くなれば、もっと良くなるはずだ」

◯ルイス・アルベルト
「カマダ、イサクセン、カステジャノスに関しては、時間が必要だといっている。カマダは賢いし、私は彼が好きだし、我々のプレイを理解する時間が必要なんだよ。1カ月では十分でない。まだ数カ月は必要だ」

はたして、鎌田は少しでも早く新たな環境に適応し、周囲の期待の応えることができるのか。

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