テクニックと1試合平均12.581km走る運動量 ミランが1900万ユーロで獲得したラインデルスは大バーゲンだ

ミランに加入したラインデルス photo/Getty Images

早くもミランで主役級の存在に

早くもミランの補強は大当たりの気配だ。

開幕2連勝を果たしたミランでは今夏に獲得した新戦力の頑張りが目立っており、前線ではチェルシーから獲得したFWクリスティアン・プリシッチが2試合連続ゴールを記録。

そして中盤では、同じくチェルシーから加えたルーベン・ロフタス・チーク、オランダのAZから加えたタイアニ・ラインデルスが早くもフル稼働している。

中でも中盤で注目したいのはラインデルスだ。足下の技術はもちろん、とにかくよく走る。伊『Gazzetta dello Sport』もその運動量を絶賛しており、開幕2試合でのラインデルスは1試合平均12.581kmの走行距離を記録している。まだ開幕したばかりだが、これは現在リーグで4番目に多い走行距離となっている。

コストを抑えられている点も特長的で、ロフタス・チークは1600万ユーロ、ラインデルスは1900万ユーロでの獲得となっている。両者とも実力は高く、特にラインデルスは早くもサポーターのハートを掴んでいる。まだ25歳のラインデルスを1900万ユーロで獲得できたのは大きすぎる収穫か。

ミランは9月に入ってからローマ、そしてインテルとのミラノ・ダービーと重要なゲームが2つ続く。ここで真価が問われることになりそうだが、選手とサポーターは開幕2試合の内容でかなり自信をつけているはずだ。

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