キーパス数は“リーグ2位タイ” ベティスで躍動する復活の魔術師

今季よりベティスでプレイするイスコ photo/Getty Images

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早くもベティスの攻撃を操る存在に

スペインの司令塔が華麗なる復活だ。

今季ここまでレアル・ベティスの攻撃を引っ張っているのは、今季よりベティスと契約したMFイスコだ。

イスコは開幕から飛ばしており、先日行われたリーガ・エスパニョーラ第3節のアスレティック・ビルバオ戦では前半10分に得点も記録。右サイドからの折り返しに右足で合わせた一撃で、ファーへ流し込む技術はさすがだ。チームは2-4と逆転負けを喫したが、スペイン『as』も開幕3試合のイスコをチームMVP級の働きと称える。
イスコはレアル・マドリードで出番を得られず、昨夏にセビージャへ移籍。しかしセビージャとの契約も4か月で終了となり、そこからはフリーの時間が続いていた。

ブランクによる感覚の鈍りもあったはずだが、今夏ベティスと契約したイスコにそうしたブランクは感じられない。

すでにリーガ・エスパニョーラ開幕3試合では8本のキーパス(シュートに直結するパス)を記録しており、これはセルタFWイアゴ・アスパスの10本に続いてリーグ2位タイの数字だ。

レアル・マドリードとスペイン代表で見せてきたテクニックは本物なだけに、ベティスでこのペースを維持できれば再びの代表入りも見えてくるか。

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