国内44戦91ゴール決めた“ソロモンのメッシ”? 19歳で欧州挑戦を選んだレアイとは本物か

ソロモン諸島代表としてプレイするレアイ photo/Getty Images

ボスニア・ヘルツェゴビナで踏み出す一歩

ソロモン諸島にとっては特大のニュースと言っていいだろう。19歳の若者がボスニア・ヘルツェゴビナのリーグに挑戦することになったのだ。

その選手とは、国内のヘンダーソン・イールズでプレイしてきたソロモン諸島代表FWラファエル・レアイだ。

小柄なアタッカーではあるが、得点力は見事だ。19歳ながらソロモン諸島代表としてもプレイしており、そこでも8試合で6ゴールの結果を残している。

そのポテンシャルに目をつけたのがボスニア・ヘルツェゴビナ1部リーグのFKヴェレジュ・モスタルで、レアイは今冬に加入している。

まだ出番は限定的だが、今季は開幕節で得点も記録。ソロモン諸島サッカー界にとっては大きな一歩と言える。

英『Daily Star』もレアイにスポットを当てている。

「ソロモン諸島出身の若手がどのようにしてヨーロッパのクラブの注目を集めたのか。答えは簡単で、レアイは18歳になるまでに国内で44戦91ゴールの成績を残してきた。彼はすぐにソロモン諸島における史上最高の才能の一人とみなされるようになった。国内のヘンダーソン・イールズでプレーし、リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、アーリング・ハーランドのような速さでゴールを決めてきた」

「驚くべきことに、彼はその調子を代表戦でも続けており、タヒチ戦でのハットトリックを含む8試合で6ゴールを記録した。レアイの才能はオセアニアでも注目され、オーストラリアのクラブからも関心が寄せられていた」

ソロモン諸島はワールドカップに出場したことはなく、これまではオセアニア地域の予選で敗退が続いている。お世辞にも強いチームとは言えないが、レアイが海外で経験を積むことは大きな一歩になるだろう。

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