32歳でドイツ代表初招集 昨季はプレミアで“9ゴール”とブライトンで花開いたグロスの才能

ブライトンでプレイしてきたグロス photo/Getty Images

ブライトンで着実に力を伸ばしてきた

31日、ドイツ代表は9月9日の日本代表、12日のフランス代表との親善試合に向けた代表メンバーを発表した。

その中で注目を集めたのは、32歳にして初招集を受けたブライトンMFパスカル・グロスだ。

ブライトンといえば、指揮官ロベルト・デ・ゼルビの下で大きく成長しているクラブだ。32歳のグロスもその1人で、昨季はキャリアハイとなるリーグ戦9ゴールを記録。セントラルMFとして得点力にも磨きをかけてきた。

若い頃はドイツの世代別代表に選ばれた経験も持っているが、その後のグロスはドイツ2部でのプレイが続いた。カールスルーエ、インゴルシュタットではほとんどの時間を2部で過ごしており、苦労人との見方もできるだろう。

その才能がブライトンで花開くことになり、ブライトンでは移籍した2017年よりプレミアリーグで主力として活躍してきた。派手なタイプのMFではないが、もっと早くドイツ代表招集を受けてもおかしくない実力者だ。

前回の代表メンバーからはバイエルンMFレオン・ゴレツカがメンバーから外れており、グロスにとってはアピールのチャンスだ。年齢的に来年のEURO2024やその後のワールドカップ2026はラストチャンスとも考えられ、グロスが日本戦を含め今月の親善試合でどこまでアピールできるか注目される。

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