とんでもない《CL・死のF組》を抜け出すのはどこだ PSG、ミラン、ドルトムント、ニューカッスルの突破予想は

急激に力をつけるニューカッスルが不気味だ photo/Getty Images

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どこよりも予想のつかないグループに

31日にチャンピオンズリーグ・グループステージの抽選会が行われたが、最大の注目は死の組となったグループFだろう。

フランス王者パリ・サンジェルマン、ドイツのドルトムント、イタリアのミラン、そして的確な補強で着々とチームを強化してきたイングランドのニューカッスルが同居することになり、どこが上に進んでも不思議はない。

英『The Guardian』は組み分け抽選会が終了した直後に『ベスト16進出予想』を展開しているが、グループFより選んだのはパリとニューカッスルだ。
ここは意見の割れるところだが、まず同メディアはMFジュード・べリンガムを手放したドルトムントが難しいシーズンを過ごすのではないかと見ており、ドルトムントの第一目標はブンデスリーガのタイトルだろう。昨季はあと一歩のところまで王者バイエルンを追い詰めており、今季こそはとの思いは強いはず。とはいえCLとの両立が可能な選手層かは微妙なところで、顔ぶれ的にCLは厳しいかもしれない。

パリはFWキリアン・ムバッペ次第だ。ムバッペが万全の状態にあるならば、どこのクラブからでも得点は奪えるはず。他にもFWゴンサロ・ラモス、マルコ・アセンシオ、ウスマン・デンベレら前線に即戦力を加えており、フランクフルトFWランダル・コロ・ムアニ獲得への動きもある。この攻撃陣を他の3クラブが止められるかは未知数だ。選手層的にパリが一歩リードとの見方は妥当か。

残る1枠はミランか、ニューカッスルか。ここは難しい予想だ。ミランもMFルーベン・ロフタス・チークやタイアニ・ラインデルス、FWクリスティアン・プリシッチら新戦力が早々にフィットし始めており、昨季よりも層は厚くなっている。

一方のニューカッスルもMFサンドロ・トナーリを加えた中盤が強烈で、ここは層が厚い。指揮官エディ・ハウのスタイルもチームに浸透しており、ドルトムントやミラン相手に直接対決で勝つことも不可能ではない。

最も予想の難しいグループと言えるが、果たしてベスト16へ進むのはどこか。

他に同メディアはグループAよりバイエルンとマンチェスター・ユナイテッド、グループBよりアーセナルとPSV、グループCよりレアル・マドリードとナポリ、グループDよりインテルとベンフィカ。

グループEよりアトレティコ・マドリードとフェイエノールト、グループGよりマンチェスター・シティとライプツィヒ、グループHよりバルセロナとFCポルトの突破を予想している。

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