グラフェンベルフ、遠藤航らリヴァプールの“中盤大改革” 若き戦力グラフェンベルフはどう起用する?

リヴァプールに加わるグラフェンベルフ photo/Getty Images

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ポジション争いは激しさを増す

1日、リヴァプールはバイエルンからオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフの獲得を発表した。

すでに中盤にはMFドミニク・ショボスライ、アレクシス・マクアリスター、遠藤航を加えていたが、市場閉幕の土壇場にグラフェンベルフ獲得もまとまることになった。

21歳のグラフェンベルフはバイエルンでこそ出番が限られていたが、以前所属していたアヤックスでは高い評価を得ていたオランダ期待の大型MFだ。
リヴァプールがどう起用していくのか気になるところだが、英『GIVE ME SPORT』はグラフェンベルフの特長を次のように紹介している。

「グラフェンベルフは中盤のあらゆるエリアでプレーでき、守備的な仕事をこなしながらも前線に顔を出して攻撃的に振る舞うことを好む選手だ。中盤の底で待機し、ボールを狩る任務に就くようなタイプではなく、クロップもそれは望んでいないだろう」

グラフェンベルフを中盤の底に回す場合は、遠藤にとってはライバルとなってくる。マクアリスター、ショボスライ、チアゴ・アルカンタラ、若いカーティス・ジョーンズ、ステファン・バイチェティッチ、さらにはトレント・アレクサンダー・アーノルドを中盤へ回す案など、オプションは様々だ。

守備的な働きでは遠藤も負けていないが、クロップはどう中盤を構成してくるのか。グラフェンベルフの合流でポジション争いが激しくなるのは確実で、ここのサバイバルは要注目だ。

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