ソン・フンミン、ハーランド、ファーガソン プレミアで28年ぶりの“ハットトリック祭り”

第4節バーンリー戦でハットトリックを達成したソン・フンミン photo/Getty Images

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1995年以来、2度目の偉業

今季もスタートから激しい戦いが繰り広げられているプレミアリーグ。2日に第4節が各地で開催され、“ハットトリック祭り”が起こった。

まずはバーンリーの本拠地に乗り込んだトッテナムから。敵地で開始早々4分に先制点を奪われる苦しい展開となったが、チームの窮地を救ったのがFWソン・フンミンだ。16分に同点弾となる華麗なループシュートを決め、反撃の狼煙を上げる。そして、逆転して迎えた後半にも63分、66分と立て続けにゴールを決め、5-2の勝利に貢献した。

次に、フラムをホームへ迎え入れたマンチェスター・シティだ。一時は同点に追いつかれるも、前半を2-1で折り返すと、後半にエースのFWアーリング・ハーランドが大爆発。58分にフリアン・アルバレスのパスが相手DFに当たってゴール前にこぼれ、この日1点目を決めると、70分には落ち着いてPKを沈める。さらに、後半アディショナルタイムには、左からの折り返しを合わせ、3ゴールの大活躍。チームも5-1の大勝をおさめている。
最後は、日本代表FW三笘薫も所属するブライトンの若きエースだ。18歳のエヴァン・ファーガソンは今節のニューカッスル戦で2試合連続のスタメン出場を果たすと、堅守が持ち味の相手に対して27分、65分、70分、全3ゴールを叩き出し、チームを3-1の勝利へ導いる。特に、敵陣中央からコースを突いた2点目のミドルシュートは圧巻だった。

なんとこの日、プレミアリーグで3名もの選手がハットトリックを達成したのだ。データサイト『opta』によると、1日に3名の選手がハットトリックを達成したのは、プレミアリーグ史上2度目。ロビー・ファウラー、アラン・シアラー、アンソニー・イエボアが成し遂げた1995年以来、28年ぶりの偉業だという。

昨季はハーランドの独走状態だったが、今季のプレミアリーグは得点王争いにも目が離せそうにない。

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