マンCの “もう1人のノルウェー人選手”に注目 トップチームデビューを果たしたオスカー・ボブが短い時間で残した存在感

トップチームデビューを果たしたボブ photo/Getty Images

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フラム戦でトップチームデビューを果たす

プレミアリーグが開幕し、4試合が経過した。昨季王者のマンチェスター・シティは司令塔のMFケビン・デ・ブライネを欠く中でも、4連勝を記録している。

第4節のフラム戦では、エースストライカーのFWアーリング・ハーランドのハットトリックもあり、5-1で快勝した。

このフラム戦でトップチームデビューを果たしたのがFWオスカー・ボブだ。マンチェスター・シティの下部組織出身のボブは、90分にFWフィル・フォーデンと交代で出場。嬉しいリーグ初出場を飾った。
短いプレイ時間であったが、華麗なダブルタッチからのドリブルを魅せるなど、才能の片鱗を垣間見せた。英『Manchester Evening News』では、「マンシティの次なるノルウェーのスーパースターは、ペップ・グアルディオラが望むすべてを備えている」という見出しでボブを評価している。

また、ペップ・グアルディオラの右腕であるファンマ・リージョ氏は、先週「彼はペップとクラブが高く評価している非常に特別な条件をいくつか持っている。そうでなければ彼はここにいないだろう。我々はそれをとても評価している。私たちは彼にそのプロセスを経験させなければならない」とコメントしている。

「彼は際立った選手だ」ともリージョ氏はボブのことを賞賛しており、これからの期待がかかる若手の1人であることは間違いない。

プレシーズンマッチから好調を見せていたボブはフォーデンや、ジャック・グリーリッシュ、ベルナルド・シウバ、そして新加入のジェレミー・ドクとの熾烈なポジション争いを制する必要がある。

ポジションを確立できず、出場機会を求めて移籍する若手選手も多いのが現状だ。しかし、アカデミーの先輩でもあるフォーデンや昨シーズンのリコ・ルイスが示したように短い出場時間の中でも結果を残し続ければ、チャンスは必ず訪れるだろう。

短い出場時間ではあったが、今後の可能性を感じさせるプレイを見せたボブは今シーズン飛躍の年を送ることができるだろうか。

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