「サッカーは数世代前まで遅くて退屈なスポーツだと……」 メッシ効果もあってアメリカのサッカーイメージが変わる?

インテル・マイアミで大活躍のメッシ photo/Getty Images

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アメフトの熱量に近づけるだろうか

すでにインテル・マイアミをリーグスカップ制覇へ導くなど、加入早々からアメリカサッカー界に魔法をかけているFWリオネル・メッシ。

メッシの活躍はさすがと言うべきものだが、気になるのはアメリカのサッカーに対する見方だ。2026年にはカナダ、メキシコとの共催でワールドカップを開催する予定にもなっており、アメリカでサッカー人気がどこまで上昇するかは注目ポイントになっている。メッシのMLS参戦もアメリカサッカー人気拡大への一手と言えるのだ。

伊『Gazzetta dello Sport』は、すでにその効果は出始めていると綴る。メッシ効果のみというわけではないが、さらなるサッカーの面白さにアメリカの人々が気付き始めているというのだ。将来的にアメリカ国内においてサッカー人気爆発なんてこともあり得るかもしれない。
「数世代前まで、サッカーは南米やヨーロッパのものといったイメージがあり、90分間スコアレスで終わることもある遅くて退屈なスポーツだとアメリカでは考えられてきた。だが、今では状況が異なっている。アメリカ人はサッカーを異なる目で見ており、サッカーをリスペクトし、テレビで観戦するようにもなった」

確かにアメフトやバスケットボールに比べると得点が入る機会は少なく、スコアレスで終えることも少なくない。リーグ戦とはいえ、引き分けで終わるのは納得できないところがあるかもしれない。

しかし、そうしたイメージも徐々に変わってきているのだろう。メッシがインテル・マイアミで活躍するたびにアメリカのサッカー熱は増していくはずで、アメリカスポーツ界でサッカーがどういった立ち位置になっていくのか楽しみだ。

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