サイドバックとは思えぬアシスト力 アザールをも超えるアーノルド驚異のアシスト数

リヴァプールでプレイするアーノルド photo/Getty Images

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今では中盤へ入るパターンも増えている

3日に行われたプレミアリーグ第4節にてアストン・ヴィラを3-0と撃破したリヴァプール。

このゲームで1アシストを決めたのがDFトレント・アレクサンダー・アーノルドだ。スタートポジションは右サイドバックだが、最近のアーノルドは攻撃時に中盤へ入るケースが増えている。イングランド代表でも中盤を任されており、サイドバックからボランチまで幅広い役割をこなせる選手だ。

そのチャンスメイク能力は対戦相手の脅威となっており、アーノルドは今回のアストン・ヴィラ戦で決めたアシストがプレミア通算55アシスト目だった。
英『Squawka』によると、これで元アーセナルMFメスト・エジル、元チェルシーFWエデン・アザール、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドで活躍したMFフアン・マタのアシスト数を超えたことになる(3人とも54アシスト)。

アーノルドは通算202試合で55アシストを達成しているが、アザールの場合はプレミア通算245試合で54アシスト、マタは278試合で54アシストだ。エジルは184試合で54アシストを決めているが、いずれにしても右サイドバックをメインポジションとしてきたアーノルドが202試合で55までアシスト数を伸ばしてきたのは見事と言える。

アーノルドのキック精度をどう活かすかはリヴァプールにとって1つのポイントであり、今取り組んでいるようにアーノルドが中へ絞ってプレイするパターンは継続されていくだろう。サイドバックとして守備の軽さを指摘されることはあるものの、サイドから中央までこなせるアーノルドの攻撃センスは現代サッカーに求められているものだ。

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