ユナイテッド高額移籍TOP5はすべて失敗!? 4億ポンド以上投じるも成功例なし「なぜこれほど間違ってしまったのか」

アントニーには元恋人への暴行疑惑が浮上 photo/Getty Images

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サンチョとアントニーにも問題が

プレミアリーグ第4節ではアーセナルに先制したものの、1-3と逆転されてしまったマンチェスター・ユナイテッド。序盤とはいえ2勝2敗の勝点6は満足いく結果ではないだろう。

加えて、チーム内の不協和音が報じられた。FWジェイドン・サンチョはSNSにてスケープゴートにされたと発言、エリック・テン・ハーグ監督と対立している可能性がある。FWアントニーには元恋人へのDV疑惑が浮上し、ブラジル代表活動からも一時離れる模様。どうもチームがゴタゴタしている。

サンチョもアントニーも大金をはたいて獲得した選手だが、主力といえるほどの活躍ができているとは言い難い。英『Daily Mail』は、現在渦中の2選手のほか、DFハリー・マグワイア、かつて在籍したMFポール・ポグバ、FWロメル・ルカクを含めた高額移籍金TOP5の選手に、成功例がひとつもないとコラムで指摘した。
マンチェスター・ユナイテッドは経済的にはプレミアリーグでもっとも成功したクラブで、それは彼らに支払った金額をみれば明らかだが、移籍市場で多額の資金を費やしすぎたことに関してはいまだに議論があるという。移籍金TOP5はポグバの8900万ポンドを筆頭に、アントニー8550万ポンド、マグワイア8000万ポンド、ルカク7500万ポンド、サンチョ7300万ポンドの順で並ぶが、総額4億250万ポンドにもおよぶ投資が実を結んだかといえば、たしかに疑問だ。

サンチョはおそらく不満を溜め込んでおり、アントニーは場合によっては選手生命が危ない。マグワイアは今季もファーストチョイスではなく、ポグバとルカクはもういない。同紙も優秀なアカデミーとスカウトを抱える世界最大のクラブの1つであるユナイテッドが、なぜこれほど間違った判断をしてきたのかと不思議がっているが、アレックス・ファーガソンの退任以降に指揮官が安定しなかったことで補強の一貫性を欠いたのは大きいだろう。

まだリーグも序盤だが、チーム内で問題が重なりテン・ハーグ監督には適切なマネジメントが求められている。いまひとつ調子が上がらないユナイテッドは、立て直すことができるだろうか。

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