マンチェスター・シティは完璧な補強をした? 4人の新加入選手を獲得した3冠王者は今季も磐石の体制か

昨シーズン、CL優勝を果たしたマンC photo/Getty Images

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4人の新加入選手を獲得

プレミアリーグが開幕し、4試合が経過。昨シーズン王者のマンチェスター・シティはここまで4連勝と今季も強さを見せている。

そんなマンCだが、MFイルカイ・ギュンドアン、FWリヤド・マフレズ、DFアイメリック・ラポルトといった長年、チームを支えたベテランたちが退団した。チャンピオンズリーグ(CL)を優勝したチームより、弱くなっているのではないか、という噂も浮上していた。

しかし、英『Manchester Evening News』では、マンCは完璧な補強をし、今季も盤石な体制を整えたと伝えている。マンCは今夏、チェルシーからMFマテオ・コバチッチ、ライプツィヒからDFヨシュコ・グヴァルディオル、レンヌからFWジェレミー・ドク、ウルブズからマテウス・ヌネスを獲得した。
コバチッチはプレシーズンマッチから出場しており、すでに今夏に加入したばかりとは思えないほどチームに溶け込んでいる。MFロドリの横でサポートはもちろん、持ち前のボールを運ぶプレイで攻撃参加もみせ、4節のフラム戦では存在感を見せた。

グヴァルディオルは開幕戦のバーンリー戦でマンCデビュー。セビージャとのスーパーカップや2節、3節ではスタメンフル出場を果たし、マンCの世界屈指のDF陣に割って入ろうとしている。また昨シーズンDFネイサン・アケが負傷した際に、左SBをこなすことができる左利きのディフェンダーがいなくなる事態が生じたが、今シーズンはグヴァルディオルがいるため、その不安もないだろう。

ドクは第4節のフラム戦でデビューを果たした。得点やアシストこそなかったものの、随所にらしさ溢れるドリブルをみせ、才能の片鱗を見せた。ヌネスはまだ加入したばかりであるため、出場はないが、スポルティング時代にCLでマンCと対戦した際に、指揮官のペップ・グアルディオラ監督が「世界最高のMFの1人だ」とコメントしており、お墨付きの選手だ。

不安視されていたポジションに確実な補強を見せているマンC。チームの絶対的存在であるMFケビン・デ・ブライネが負傷し、離脱しているものの、FWフリアン・アルバレスやFWフィル・フォーデンといった選手らも新しい役割をこなし、昨シーズンとはまた違ったプレイを見せつつある。現段階でマンCに残る不安はMFロドリの代役といったところだろうか。

昨シーズン、3冠を達成し、今シーズンはプレミアリーグ史上初のリーグ4連覇を目指す。主力選手の退団があったが、的確な補強を見せたマンCは今シーズンも盤石の体制を整えたか。

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