板倉滉、ファン投票大差でクラブ月間MVPを受賞 サムライたちの活躍は久保らアタッカー陣だけじゃない 

ここまで2ゴールを記録している板倉 photo/Getty Images

ゴールだけではなくパサーとしても高評価

ボルシアMGは8日、8月のクラブ月間MVPの受賞者を発表した。日本代表DF板倉滉が同賞を受賞している。

2022年夏にボルシアMGへ移籍し、加入2年目を迎えた現在26歳の板倉。今季も開幕スタメンを勝ち取ると、アウクスブルクを相手に貴重な先制点をゲットする。なお、このゴールは板倉にとってブンデスリーガ1部での初ゴールだ。

これで勢いに乗った板倉は、さらに第3節バイエルン・ミュンヘン戦でも、右CKからファーサイドへ流れてきたボールを頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。第3節終了時点で、チームはここまで白星がなく(1分2敗)、現在16位と苦しい戦いを強いられている。しかし、板倉個人としては好調で、センターバックながら3試合に出場して2ゴールを挙げる活躍を見せているのだ。

こういった活躍もあり、8月のクラブ月間MVPを選ぶ際に行われたファン投票で板倉は、全体の約60%の票を得た。2位となったトマーシュ・チヴァンチャラは得票率27%となっており、倍以上の差となっている。

また、クラブは板倉の「パスの正確性」も注目している。アウクスブルク戦(第1節)ではパス成功率92%、レヴァークーゼン戦(第2節)では同89%を記録していたとのこと。クラブは公式サイトを通じて、「信頼できるパサーであることも証明した」や「クラブの中でパサーとしてトップ3に入る」と取り上げている。

久保建英(レアル・ソシエダ)や三笘薫(ブライトン)、南野拓実(モナコ)など、アタッカーたちの活躍ばかりに注目が行きがちだが、日本の守備の未来を担う板倉もドイツで絶好調だ。このサムライの今後の活躍にも目が離せそうにない。

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