ガビやヤマルら若手たちには負けてられない ベテラン・モラタが見せるベテランの意地

長きに渡りスペイン代表を牽引するモラタ photo/Getty Images

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代表キャリア初のハット達成

スペイン代表は8日、EURO2024予選のグループA第3節でジョージアと対戦。敵地での戦いではあったが、格下相手ということもあり、7-1の大勝を収めている。そして、この試合で違いを見せつけたのがFWアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)だ。

スペインの最前線に入ったモラタは22分、マルコ・アセンシオのアーリークロスを高い打点からのヘディングで合わせ、チームに貴重な先制点をもたらす。これで勢いに乗ると、40分には相手のミスからファビアン・ルイスとのコンビで相手を崩し、この日2点目。さらに後半に入ると、65分にミケル・メリーノのスルーパスから抜け出し、ハットトリックを達成した。

データサイト『opta』によると、モラタが代表キャリアにおいて、ハットトリックを達成したのは初めての出来事だという。この日のゴールで、代表通算得点数を「33」まで伸ばしている(65キャップ)。
モラタは今季ここまで、所属クラブのアトレティコでも139分間のプレイながら3ゴールを記録している。その得点力の高さを代表戦でもしっかり発揮してみせた。ガビやニコ・ウィリアムズ、ラミン・ヤマルなど、若手の台頭も著しいスペイン代表だが、まもなく31歳の誕生日(10月23日生まれ)を迎えるベテランのモラタも、勢いのある若手たちに負けじとしっかり結果を残している。また、この試合ではキャプテンマークを巻いてプレイしており、まだまだスタメンの座は譲らないか。

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