「フリックはいまだに自分が適任と思っている」 日本に惨敗のドイツ指揮官の首はもはや皮一枚

フリック監督の解任も間近か photo/Getty Images

指揮官の発言に英紙注目

日本代表と親善試合を行い、1-4と敗れたドイツ代表。近年の国際大会での低迷、カタールW杯以降1勝しかできていないこと、そのような状態であるにもかかわらずEURO2024のホスト国となっていることなどが重なり混乱期にあるといってもいいが、このたびの試合でも日本代表を相手にまったくいいところがなかった。

試合後、記者団に対しフリックは次のように語っている。

「サッカーには力関係があることは承知しており、なにが起こるのか予測することはできない。しかし私としては、チームが良い準備ができるようあらゆる努力をしている」

「我々は良い仕事をしているし、自分が適任だと思う」

この発言に英『Daily Mail』は、「フリックはいまだに自分が適任だと思っている」と冷笑気味に報じている。17試合でわずか4勝だったにもかかわらず、自分がEURO2024を導くのにふさわしい人物だと主張していると辛辣に綴り、辞任を求める声はさらに大きくなるだろうとした。

ドイツ国内でも今回の敗戦を各メディアは辛辣な論調で報じており、日本相手に惨敗したフリックへの批判は広がっている。次のフランス戦でどうなるか、ドイツは自国開催のEUROを前にチームをリセットすることになるかもしれない。

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