日本代表が引導を渡した 大不振のドイツ代表、フリック監督を電撃解任

ドイツ代表の指揮官を解任されたフリック photo/Getty Images

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この状況ではもう前進できない

ドイツサッカー連盟(DFB)は10日、同国代表の指揮官を務めていたハンジ・フリック監督を解任したことを発表した。なお、2名のアシスタントコーチも同時にチームを離れるという。

ドイツ代表は9日、国際親善試合で日本代表と対戦。昨年のカタールW杯で屈辱を味わった相手に対してリベンジを誓ったものの、試合が終わってみれば1-4の大敗を喫した。2大会連続のグループステージ敗退を喫したW杯以降もチームを立て直せない状況が続いており、直近5試合で1分4敗。こういった状況もあり、DFBは日本戦から一夜明けてフリック監督の解任に踏み切った。

DFBのスポーツディレクターを務めるルディ・フェラー氏は、今回の解任理由などに関して、公式サイトを通じて以下のようなコメントを残している。
「ハンジ・フリックはここ数ヶ月間疲れ切っていたが、カタールW杯敗退後、コーチ陣らとともに状況を好転させようと全力を尽くしてきた。しかし、残念ながら今日、それが成功しなかったことを認めなければならない。この状況ではもう前進できないことを、日本戦ではっきりとわからせられた」

結果的に、日本代表がフリック監督に引導を渡す形となった。母国開催となるEURO2024まであと1年を切ったドイツ代表だが、はたして後任は誰になるのだろうか。

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