怪我に苦しむファンタジスタの復活はあるのか 残留を選んだチアゴはリヴァプールで再起を誓う

リヴァプールに残留することを決めたチアゴ photo/Getty Images

2020年にリヴァプールに加入

2020年にリヴァプールに加入した元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ。世界屈指のファンタジスタであるチアゴだが、リヴァプール加入後は怪我が続き、本来のプレイができていない。

リヴァプールでは97試合に出場し、3ゴール6アシストと、チアゴにかかる期待に応えられる数字を残せていない。

怪我に悩まされているチアゴは今夏、リヴァプールの退団が噂されていた。トルコのフェネルバフチェやトラブゾンスポルへの移籍が浮上していたが、移籍情報に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チアゴは移籍せず、リヴァプールに残留することを決意していたようだ。

全てのオファーを拒否したチアゴは、再びリヴァプールでチャンスを掴み取ることを望んでいるが、その道のりは険しいことが予想される。

リヴァプールは今夏、アレクシス・マックアリスター、ドミニク・ショボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフといった4人の中盤の選手を獲得した。チアゴはこの新加入選手らとの激しいポジション争いを制する必要がある。

しかし、チアゴには唯一無二のゲームメイク力があり、怪我を完全に治し、本来のコンディションに戻すことができれば間違いなくリヴァプールの戦力になる力を秘めている。

リヴァプールで再起を誓うチアゴは、かつての輝きを取り戻すことができるのか注目だ。

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