K・フィリップスは今夏のローン移籍を拒否していた? 今季はかつてのプレイを取り戻し真価を示すシーズンとなる

今季はプレイ時間を増やしたいK・フィリップス photo/Getty Images

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ロドリの後釜として期待したいMF

昨年の夏にリーズからマンチェスター・シティに加入したイングランド代表MFカルヴィン・フィリプス。MFロドリとのポジション争いが予想されたが、昨シーズンは同選手にとっては苦しいシーズンとなった。

昨シーズンは怪我の影響や、ペップ・グアルディオラ監督の求めるサッカーに慣れるのに苦労したと、以前語っていたフィリップス。昨シーズンは、公式戦合計21試合に出場したが、スタメン出場はわずか4試合だ。

マンCで苦しい1年目を過ごしたフィリップスだが、英『Daily Mail』によると、今夏ローン移籍を断り、チームに残留することを選んだという。同メディアによると、ペップは「我々は彼とクラブと話し合い、出場時間があまりなかったのでローン移籍する可能性も考えた」とコメントしており、フィリップスとローン移籍について話し合ったことを明かした。
これを受けて、同選手は「残りたい」と答えたようだ。チームへの残留を決意したフィリップスに対して、「すべてを受け入れて留まるいい人なので、彼らは歓迎する。移籍期間が終わったら、ここにいる選手全員が家族の一員であり、助けてくれるだろう」とペップは語った。

今夏にはMFマテオ・コバチッチやMFマテウス・ヌネスといった新たな中盤の選手がマンCに加入したため、更なるポジション争いを強いられるフィリップス。

加入1年目は苦戦する選手も多いペップ・シティだが、ロドリやFWジャック・グリーリッシュらは少ないチャンスをものにし、指揮官の信頼を獲得してきた。

リーズ時代に示してきたフィリップスのポテンシャルは間違いない。かつての輝きを取り戻し真価を発揮することが求められるシーズンになる。

マンCの悩みであるロドリの代役として、フィリップスに寄せられる期待は大きい。

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