昨シーズンのリーグ最多となる17回の無失点記録はどこへ…… 1試合平均2失点のマンUは守備陣の復活が欠かせない

ブライトンに敗戦したマンU photo/Getty Images

5試合で10失点のマンU

マンチェスター・ユナイテッドは今夏、FWラスムス・ホイルンドやGKアンドレ・オナナ、MFメイソン・マウントなど多くの選手を獲得した。

しかし、プレミアリーグが開幕し5試合が経過したが、マンUは2勝3敗を記録し、現在13位と開幕のスタートダッシュに失敗した。第5節のブライトン戦で完敗し、5試合で10失点を喫しているマンUの守備陣の崩壊を英『Manchester Evening News』は取り上げている。

同メディアでは、「マンチェスター・ユナイテッドの最大の強みが急速に再び大きな弱点になりつつある」という見出しで、1試合平均2失点のマンU守備陣の現状を嘆いている。現在、マンUより多くの失点をしているのはウルブズとバーンリーのみだ。

ラファエル・ヴァランとルーク・ショーという2人の主力ディフェンダーを怪我で欠いていることも大きく影響しているが、昨シーズンリーグ最多の17回の無失点記録を達成したマンUにとって、守備陣の崩壊は深刻な問題だ。

また新加入のGKオナナに関しても同メディアは「アンドレ・オナナの配球は際立っているものの、これまでのところデ・ヘアよりも優れたショットストッパーであることを示唆するようなことは何もしていない」と厳しい評価を下している。

ホームでの試合で3失点したのは、2021年10月にリヴァプールに5-0で敗れて以来なったマンU。まだ開幕して5試合しか経ってないため、これからまだまだ修正するチャンスは十分に残されている。

ここからはチャンピオンズリーグ(CL)もスタートするため、よりハードなスケジュールをこなさなければならなくなる。

指揮官のエリック・テン・ハーグ監督がどのようにマンUを立て直すのか注目が集まる。

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