デ・ゼルビが1年で作り上げた超攻撃的ブライトンの恐ろしさ 5大リーグNo.1の枠内シュート数はシティやレアルもかなわない

デ・ゼルビは恐るべき攻撃的チームを作り上げた photo/Getty Images

244本は5大リーグで圧倒的な最多数

日本代表FW三笘薫を擁するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン。今季のプレミアリーグでも独自の攻撃的サッカーを展開しており、先日もマンチェスター・ユナイテッドを3-1と破ったばかり。チームは4勝1敗で勝点12、5位という好位置につけている。

そんなブライトンだが、現指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督が就任してから、ちょうど1年が経過した。前任のグレアム・ポッター監督がチェルシーに引き抜かれ、デ・ゼルビ監督の就任が発表されたのが昨年9月18日のこと。はじめて指揮をとったのは10月1日のリヴァプール戦で、この日は現アーセナルのレアンドロ・トロサールがアンフィールドでハットトリックを記録している。

特長的なのは、その攻撃性だ。就任から数試合は勝ち星を挙げられず苦しんだが、デ・ゼルビ流が浸透するにつれ恐ろしい攻撃力を発揮。昨季もチェルシーに4-1、エヴァートンに4-1、そしてホームでのリヴァプール戦は3-0など、複数得点を奪って勝利した試合がいくつもある。第34節ウルブズ戦に至っては6-0という無慈悲な勝利だ。

英『Squawka』によれば、10月1日にデ・ゼルビがはじめて指揮をとって以来、欧州5大リーグでもっとも枠内シュートの数が多いのはブライトンだ。その数実に「244」本。2位のレアル・マドリードが218本、3位のマンチェスター・シティが216本なので、欧州のトップ・オブ・トップのクラブにもかなりの差をつけていることがわかる。

デ・ゼルビ初指揮からのデータなのでやや恣意的だが、それでもブライトンがいかに攻撃的な振る舞いをするチームなのかがわかるだろう。今季も敗れたウェストハム戦以外はすべて3点以上を叩き込んで勝利している。デ・ゼルビが作り上げた超攻撃的なチームは、今季もプレミアで大暴れしている。

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