3試合で3ゴール1アシストのJ・フェリックス 悲願のバルセロナ移籍を果たした天才は輝きを取り戻したのか

バルセロナで輝きを見せるJ・フェリックス photo/Getty Images

今夏、バルセロナに加入

昨シーズンの冬にチェルシーにシーズン終了までのレンタル移籍をしていたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス。

チェルシーでは20試合に出場し4ゴールのみと、J・フェリックスに期待された結果を残すことはできなかった。今夏にレンタル元のアトレティコ・マドリードに復帰していたが、同選手はバルセロナへの移籍を希望していた。

同選手の去就は大きな注目の1つであったが、移籍期限最終日に悲願のバルセロナ移籍を果たした。ラ・リーガ第4節のオサスナ戦の80分でバルセロナデビューを果たすと、続く第5節のベティス戦ではチームの先制点をマーク。バルセロナ移籍後初ゴールを早くもマークした。

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節のアントワープ戦でもJ・フェリックスは輝きを見せる。この試合にスタメン出場したJ・フェリックスは11分にMFイルカイ・ギュンドアンのパスを受け、ニアサイドへのシュートを叩き込んだ。

続く18分には、FWロベルト・レヴァンドフスキへの絶妙なクロスでゴールをアシスト。65分にはヘディングで再びゴールを決め、この試合2ゴール1アシストを記録。チームの5-0の勝利に大きく貢献したJ・フェリックスは、MOMにも選出されている。

スペイン『as』にて、「私は幸せで、楽しんでいる。チームメイトは私を大いに助けてくれていて、私は一人では何もできない。私はクラブを助け、喜びをもたらすためにここにいるんだ」と、バルセロナでの生活に満足しているコメントを残している。

まだ、バルセロナに移籍して数試合しか経っていないが、ここまでのプレイぶりを見るとかつての輝きを取り戻しつつある。

かつては天才と称されていたが、キャリアに悩んでいたJ・フェリックス。新天地バルセロナで好調をキープしている同選手はバルセロナのCL制覇の鍵となることができるのか注目だ。

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