ゴール決まったのになぜか“ガチギレ”!? アルテタがペップみたいになってきた

試合中に檄を飛ばすアルテタ photo/Getty Images

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怒られるウーデゴー

チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節が消化され、アーセナルはオランダのPSVを4-0のスコアで破った。ホームスタジアムは快勝劇に加え久々のCLの舞台ということもあってか祝福ムードであったが、そんななかミケル・アルテタ監督の不機嫌そうな振る舞いが話題になっている。

英『football.london』は、ブカヨ・サカの1点目が決まる直前に、マルティン・ウーデゴーに対してアルテタ監督が声を荒げたと注目。右サイドのサカにボールが入ったときにウーデゴーはスピードを落とし、サカには絡んでいかなかったのだが、その瞬間にウーデゴーに対して怒鳴ったアルテタの姿が目撃されたという。

面白いことに、ウーデゴーはジョグに切り替えてスピードをペナルティエリア前で落としたことでフリーとなっており、サカからリターンを受けた彼のシュートはサカの先制点に繋がった。
この先制点の直後、アルテタは両手を挙げ喜びを表したが、すぐにGKのダビド・ラジャを呼びつけ厳しい表情で指示を送っている。

また、レアンドロ・トロサールの2点目が決まった際にも、アルテタはチームが喜びを表すなかキャプテンのウーデゴーを呼び出し、またも厳しい表情でなにかを訴えていた。

このアルテタの様子は、師匠ともいえるマンチェスター・シティ指揮官ペップ・グアルディオラの振る舞いを思い出させる。ペップもまた、ゴールが決まりチームが喜ぶなかGKのエデルソンを呼びつけ、鬼の表情で檄を飛ばしていたことがある。また、今季の開幕戦バーンリー戦でも、前半に2ゴールを叩き込んだアーリング・ハーランドをハーフタイムにつかまえて、ピッチ上で“激詰め”していたことが話題となった。

ペップの完璧主義ぶりは知られたところだが、それに対抗しようとするならばアルテタが選手に求めるものも高くなるのだろう。今季は、昨季以上に熱いタイトル争いが期待できるかもしれない。

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