「モウリーニョもコンテも間違いだった」とトッテナムのレヴィ会長 「このクラブにはふさわしくない」

シェフィールド・U戦は土壇場の逆転勝利 photo/Getty Images

攻撃的な指揮を望む

今季からアンジェ・ポステコグルーを迎え、チームの刷新を図ったトッテナム。新体制では4勝1分でリーグ2位につけており、スタートダッシュに成功している。

とりわけ、攻撃陣の爆発はポステコグルー体制でのポジティブな点をいえる。総得点13はブライトン、マンチェスター・シティに次ぐリーグ3位の成績で、夏に絶対的エースだったFWハリー・ケインを放出したとは思えない強力さだ。

トッテナムのダニエル・レヴィ会長は、ファンフォーラムでポステコグルー監督やキャプテンのソン・フンミンとともにファンと交流したのち、『Bloomberg』にてここ数年でクラブが下した決断に関して語った。

「ジョゼ(・モウリーニョ)ともアントニオ(・コンテ)とも良い関係を保っていたよ。でも間違いを犯した。彼らは素晴らしい監督だが、このクラブにはふさわしくない。彼らが勝ちたい方法は、私たちが勝つのに必要だと思う方法とは違うんだ」

「ファンが切望している私たちのサッカースタイルは、攻撃的なサッカーだ。それが4-3で勝つことを意味するなら、それでいい。一方、彼ら(モウリーニョやコンテ)のスタイルは守備を気にして、1-0で勝つことだ」

「我々は勝利することに必死だったんだ。4〜5年前に戻れば、我々は勝つためにはどんな方法でも取っただろう。しかし、我々は勝てなかった。そうなった場合、たくさんのファンが不満を抱くことになる」

現在はポステコグルーによって、攻撃陣が躍動するサッカーを見せるスパーズ。週末にはアーセナルとのノースロンドンダービーが控えており、宿敵を倒してこの勢いを維持したいところだ。

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