インテルと互角に戦ったソシエダはCLベスト16へ進めるか 昨季ファイナリスト相手の戦いに手応えも

インテルと引き分けたソシエダ photo/Getty Images

インテル相手の勝ち点1はポジティブな結果

先日行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節で昨季ファイナリストのインテルと対戦し、ホームで1-1と引き分けたレアル・ソシエダ。相手がインテルであることを考えれば、勝ち点1ゲットは大きな成果だろう。

しかも87分までは1-0でリードしており、勝ち点3をゲットするチャンスもあった。リーガ・エスパニョーラで見せてきた魅惑のフットボールはCLの強豪相手にも通用することを確認できたゲームでもあった。

スペイン『Estadio Deportivo』によると、ソシエダを指揮するイマノル・アルグアシルも勝ち点3を逃した後悔を口にしつつも、インテル相手のパフォーマンスに満足感を示している。

「インテルのようなチームと引き分けたことは、我々にとって信じられない結果だ。同点ゴールが決まるまでインテルがチャンスを作れなかったことを考えると、勝ち点2を失ったとも言える。試合に勝つために必要なことはすべてやったが、得点のチャンスを作ったら、確実に決めないとね。昨季のチャンピオンズリーグ決勝に進出し、3日前にはミラン相手に5ゴールを挙げたインテルが相手にも関わらず、勝てる可能性があっただけに残念でもある。それでもチャンピオンズリーグで最高のチームの一つを相手にした我々のパフォーマンスは素晴らしかった」

ソシエダはインテル、ザルツブルク、ベンフィカと同じグループDに入っており、グループ内最強はインテルだろう。そのインテル相手に堂々の戦いを見せたソシエダならば、グループ突破の可能性もあるのではないか。

ザルツブルクとベンフィカも危険な相手ではあるが、ソシエダはどこまで進めるだろうか。リーグ戦と両立する層の厚さがあるかは微妙なところだが、期待は膨らんでいる。

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