“7年半ぶりに先発”のジョニー・エヴァンズがユナイテッドを救った! 「ユナイテッドのベンジャミン・バトン」

エヴァンズ(右)のお膳立てに決めたB・フェルナンデスも笑顔 photo/Getty Images

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ファーディナンド氏も称賛

マンチェスター・ユナイテッドは、アウェイでバーンリーと対戦し1-0と勝利。順位を暫定で8位まで引き上げた。

アーセナル戦、ブライトン戦、そしてCLのバイエルン・ミュンヘン戦と公式戦3連敗を喫していただけに、絶対に負けられなかったこの試合。輝いたのは今季ユナイテッドに帰ってきたベテランDFのジョニー・エヴァンズだ。チームはブルーノ・フェルナンデスのゴールを守りきった形となったが、このゴールをお膳立てしたのもエヴァンズだった。

アカデミー出身のエヴァンズは、2015年に一度クラブを去っている。彼がユナイテッドでスタメン出場したのは2015年3月のニューカッスル戦で、およそ7年半ぶりの先発起用となった。その試合では、試合後にパピス・シセに唾を吐いたとして出場停止処分が下ったが、今回はそんな悪いプレイを心配する必要はなかった。VARによって覆されてしまったがネットも揺らしており、頼れるベテランがチームを救った形だ。英『Daily Mail』では「ユナイテッドのベンジャミン・バトンだ」と、かつての彼よりも若返ったかのように良いパフォーマンスを披露した35歳を称賛した。
同メディアによれば、OBのリオ・ファーディナンド氏も「傑出していた」「リーダーシップと経験を示している」と激賞。チームは久々のクリーンシート達成となり、守護神アンドレ・オナナに余計な非難が向けられることもなかった。

まだまだ調子が上向いているとは言えないのかもしれないが、ユナイテッドはここから上昇気流を描けるだろうか。頼れるベテランが道を切り開いてくれた。

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