ただでさえ怪我人だらけなのに…… シティの中盤はさらなる人員不足に 首絞め退場のロドリにペップは厳しい言葉

ロドリの行為はあまりに軽率だった photo/Getty Images

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アーセナルとの直接対決も欠場に

ノッティンガム・フォレストと対戦し、2-0と勝利したマンチェスター・シティ。これで無傷の6連勝となり勝ち点を「18」まで伸ばしたが、後半早々にMFロドリがモーガン・ギブス・ホワイトの首につかみかかっており、この行為を咎められて一発退場となった。

ロドリは今やペップ・シティの最重要人物といっても過言ではない存在だが、今回ばかりは軽率だった。ペップ・グアルディオラ監督は、試合後に彼が自分をコントロールできるようにならねばならないと語った。英『Daily Mail』がコメントを伝えている。

「ロドリは自分自身と自分の感情をコントロールできるようにしなければならない。これが彼がしなければならないことだ。私はイエローカードをもらえるが、ロドリはもらってはならない。プレイできなくなる。フィールドの中では注意が必要だ」
「ロドリは学ぶ必要がある」

裏では激しい叱責を受けただろうと想像できるが、ロドリが一時的に離脱することがチームへ与える影響は大きい。これで3試合の出場停止処分となるはずで、そのなかには10月9日のアーセナル戦も含まれる。優勝争いの直接のライバルとなるであろう相手とのゲームに大きな不安要素を残してしまった。

しかも今季のシティは怪我人が続き、そもそも中盤が人員不足だ。ケビン・デ・ブライネが長期の離脱。マテオ・コバチッチとベルナルド・シウバも離脱中で、フィル・フォーデンのほかは加入したばかりのマテウス・ヌネスと、昨季はほぼ戦力外だったカルヴィン・フィリップスで中盤をやり繰りしていくしかなくなった。

全勝で首位を走ってはいるものの、ロドリの退場劇により台所事情がさらに苦しくなってきたシティ。このピンチをペップはどう乗り切るだろうか。

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