まだアーセナルでは0ゴール0アシスト ハフェルツはアーセナルの“中盤1番手”になれるのか

アーセナルへ移籍したハフェルツ photo/Getty Images

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まずは国内カップ戦からのアピールに期待

新チームへの適応はどの選手でも難しいものだが、気になるのが今夏チェルシーからアーセナルへ移籍したFWカイ・ハフェルツの立ち位置だ。

指揮官ミケル・アルテタはハフェルツを左のインサイドハーフで継続的に起用してきたが、ここまでは全コンペティション合わせて0ゴール0アシストと目立った結果は出ていない。

それもあってか、アルテタは17日のプレミアリーグ第5節・エヴァートン戦と、第6節のトッテナム戦でハフェルツをベンチスタートとしている。代わりに中盤で先発したのはファビオ・ビエイラで、ビエイラは開幕から途中出場を中心に印象的なパフォーマンスを続けてきていた。単純に考えればハフェルツとの序列が逆転したと言える。
まだ序盤ではあるが、ハフェルツは自身の力をもう一度アピールする必要があるだろう。英『GIVE ME SPORT』が注目するのは、27日に予定されるEFL杯・3回戦のブレントフォード戦だ。国内カップではローテーションされる可能性が高く、リーグ戦でベンチに座る選手たちにもチャンスが巡ってくるはず。ハフェルツのスタメン起用もあるはずで、とにかく今は結果が必要だ。

「ハフェルツが先発メンバーに戻る道を見つけたいのであれば、すぐにでもアピールを始めなければならない。今週はリーグカップ戦があるため、彼にチャンスが訪れる可能性は十分にある。アーセナルは水曜日の夜にブレントフォードへ向かうが、その試合の先発にハフェルツの名前が載る可能性が高い」

中盤のデクラン・ライスが早々にフィットしたのに対し、ハフェルツはやや出遅れた。獲得の必要性があったのか疑問を抱いているサポーターもいるはずで、アピールには分かりやすい結果が必要だ。国内カップ戦やチャンピオンズリーグ、リーグ戦での途中出場などからアピールしていくしかないが、ハフェルツはヒット補強となるだろうか。

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