これまでと役割が変わったK・ウォーカー より攻撃的になったイングランド代表DFが心がけていることとは 「自分が嫌がることを……」

マンCのキャプテン、カイル・ウォーカー photo/Getty Images

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今期はキャプテンとしても存在感を

今夏、MFイルカイ・ギュンドアンや、FWリヤド・マフレズ、DFアイメリック・ラポルトなど主力選手の複数人が退団したマンチェスター・シティ。MFベルナルド・シウバや、DFカイル・ウォーカーにも退団の噂が浮上したこともあり、多くの選手が退団するかもしれないという慌ただしい夏を送った。

最終的には、B・シウバとウォーカーはチームに残ることとなり、クラブは唯一無二である2人の選手の引き止めに成功した。

開幕戦でMFケビン・デ・ブライネが負傷し、離脱して以降キャプテンマークを巻いているウォーカー。若手や新加入選手へのサポートも行っているとコメントしており、ピッチ内だけではなく、ピッチ外でもより重要な存在になっている。
そんなウォーカーだが、今シーズンはより攻撃的な役割を担っている。ポジション自体に変わりはないが、マンCがボール保持の際は右のFWフィル・フォーデンが中に入ってプレイするため、大外のレーンでウォーカーが高い位置をとるような配置となっている。

これまでも、オーバーラップはウォーカーの武器の1つであったが、今シーズンは敵陣深くまで走り込む回数も多く、6節のノッティンガム・フォレスト戦ではフォーデンの先制点をアシストしている。これまでと少し違う役割を担うウォーカーは攻撃参加についてクラブの公式サイトでこう語っている。

「自分が嫌がることを相手のサイドバックにやろうとしている。今シーズンの私の役割はこれまでとは異なる。私はピッチで少し高い位置をとるので、ピッチの深い位置に入って、アシストやゴールを決めることができる」

「私がワイドにいて、深い位置までランニングすることができれば、我々は攻撃力を発揮できる。これまでと同じレベルのパフォーマンスを生み出し続けられることを願っている」

またウォーカーはタイミングが重要になるとも語っており、同サイドのフォーデンやパスの出し手、またカバーをする必要があるDF陣との連携も重要になってくるだろう。

偽SBなど、マンCに加入以降、さまざまなタスクをこなすことができるサイドバックへと進化を続けるウォーカー。脅威的な対人守備能力だけではなく、爆発的なスピードを持つウォーカーの攻撃参加はマンCの大きな武器となる。

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