ロドリ不在が大きく影響か…… ウルブズに敗戦したマンCはアーセナル戦で誰を中盤に起用するのか

3試合の出場停止中のロドリ photo/Getty Images

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絶対的存在の代わりは見つからない

プレミアリーグ第7節でウルブズと対戦したマンチェスター・シティ。6連勝と好調の中で、迎えた試合であったが、粘り強いウルブズを前に1-2で敗戦。開幕から続いた連勝は6でストップした。

この試合の注目ポイントであったマンCの中盤にはMFマテオ・コバチッチとMFマテウス・ヌネスが起用された。ニューカッスル戦で先発出場したカルヴィン・フィリップスはこの試合ベンチスタートとなった。

勝利したウルブズがシュート数3本なのに対して、マンCは23本ものシュートを放つが、枠内シュートはわずか8本となっており、攻めあぐねていた。この試合で露わとなったのは出場停止処分中のMFロドリの不在だ。
コバチッチは本職ではないアンカーにアジャストしきれず、ボールを失いカウンターを受けるケースが多く、古巣対決となったヌネスは激しいプレスを前に自由にプレイさせてもらえていなかった。

65分からはK・フィリップスがコバチッチに代わり、出場したが状況を好転させるまでには至らず、ロドリ不在の影響を大きく感じる試合結果となってしまった。

データサイト『Opta』によると、ロドリが出場した直近のリーグ戦67試合のうち、負けたのはわずか5試合(53勝9分5敗)という結果になっているという。ロドリの存在がマンCにとって、いかに重要な存在になっているのかがわかるデータだ。

ロドリの出場停止は次節のアーセナル戦までとなる。5勝2分で負けなしのアーセナル戦でロドリがいないのはマンCにとってかなりの痛手である。

ウルブズ戦でロドリの代役を務めたコバチッチ、ヌネス、K・フィリップスはいずれもいいパフォーマンスを発揮できていなかった。DFジョン・ストーンズやMFベルナルド・シウバの復帰の可能性があるため、中盤の組み合わせが変わる可能性もあるだろう。

大一番を前に、指揮官のペップ・グアルディオラがどのような中盤の配置をするのか注目が集まる。

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