まさかの“最下位”まで落ちた名門・リヨンはどうした 今季1度もリードを奪ったことのない衝撃の苦戦ぶり

開幕から苦戦が続くリヨン photo/Getty Images

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7試合を終えて未勝利

まさかここまで順位が落ちると予想できただろうか。リーグ・アン開幕から7試合を消化し、最下位に沈んでいるのはまさかの名門リヨンだ。

成績は0勝2分5敗、3得点13失点と散々だ。未だにリーグ・アンで白星がないのはリヨンと17位クレルモンだけとなっており、状況は厳しい。

チームは指揮官ローラン・ブランを解任し、元イタリア代表DFファビオ・グロッソを指揮官に招聘しているが、先日も好調のブレストに0-1で敗れてしまった。
また仏『Foot Mercato』は、5大リーグで今季1度もリードしたことがないチームはリヨンだけと取り上げている。イングランドでは昇格組のルートン・タウンも同じくリードを奪えず苦戦していたのだが、そのルートン・タウンも先日エヴァートン相手に勝利を収めた。

リヨンのサポーターにとっては屈辱的な結果となっているが、挽回の一手はあるだろうか。今夏にはFWカール・トコ・エカンビ、ブラッドリー・バルコラ、DFカステロ・ルケバ、MFチアゴ・メンデス、フセム・アワールといった主力がチームを離れており、その影響は大きい。

昨季7位だったリヨン、8位だったクレルモンがワースト1位、2位となっているのも特長的で、今季のリーグ・アンはかなり荒れている。

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