ガラタサライはカゼミロを狙っていた? 今季パフォーマンスを発揮できていない守備職人にかかる復活の期待

ガラタサライ戦で退場してしまったカゼミロ photo/Getty Images

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グループステージ2連敗となったマンU

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ初戦のバイエルン戦に続き、2戦目のガラタサライにも逆転負けを喫したマンチェスター・ユナイテッド。

グループステージ突破に向けて厳しい連敗スタートとなってしまったマンUだが、『METRO』によると、ガラタサライの監督オカン・ブルクはこの試合で、カゼミロを狙うように選手たちに伝えたという。

「「我々は(ルーカス・)トレイラとともに中盤のカゼミロにプレッシャーをかけたかった。カーン(アイハン)は、ボールを持たないときの守備的にも優れたプレイをする選手だ。両方を一緒に使いたかった。カーンは非常に重要な任務を遂行したと思うよ。彼はサポートをしてくれた』
ブルク監督は中盤にトレイらとアイハンを並べ、カゼミロにプレッシャーをかけ、自由にプレイさせないようにしていたようだ。

昨シーズンはマンUで抜群の存在感を発揮したカゼミロだが、今シーズンはドリブルで抜かれる回数も多く、守備職人としてのカゼミロは機能していない。

マンUでかつてプレイした経験もあるルイ・サハ氏は『Betfred』にて、「現時点で彼は非常に多くのことをやっていて、ほとんど10番のようなプレイをしている」とコメントしており、カゼミロに課される役割が多すぎるせいで本来のパフォーマンスを発揮できていないと語っている。

この試合は、2枚のイエローカードで退場してしまったカゼミロ。脆さが目立つマンUの守備陣の復活にはカゼミロが本来のパフォーマンスを取り戻すことが重要になってくるだろう。

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