PSG“弱体化疑惑”で早くもエンリケにピンチ ニューカッスルに4失点完敗に批判「自分の計画を何も変えなかった」

ニューカッスルに大敗したPSG photo/Getty Images

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ニューカッスル戦には攻撃的布陣で臨んだが……

まだエンジンがかかっていないだけなのか、それとも昨季からチーム力が落ちたのか。パリ・サンジェルマンの調子が上がってこない。

4日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でニューカッスルと対戦し、アウェイで1-4と完敗を喫している。

パリ、ニューカッスル、ミラン、ドルトムントが入るグループFは死の組と言われてきたが、それでも実力的にはパリが一歩先をいくと思われた。ニューカッスルも積極補強を展開している好チームではあるが、さすがにパリが4失点を喫して敗れるとは想定外だったか。
仏『Foot Mercato』も完敗の内容を批判している。特にこのゲームではFWランダル・コロ・ムアニ、キリアン・ムバッペ、ゴンサロ・ラモス、ウスマン・デンベレの4枚が先発する超攻撃的な布陣で臨んでいる。その結果が4失点完敗となれば、批判が起こるのも無理はない。

「ランダル・コロ・ムアニ、ゴンサロ・ラモス、ウスマン・デンベレ、マルコ・アセンシオら攻撃陣を補強したにもかかわらず、パリはまだ調子を上げるのに苦労している。ニューカッスル戦では前線にランダル・コロ・ムアニ、ゴンサロ・ラモス、ウスマン・デンベレ、キリアン・ムバッペを並べたが、価値のないパフォーマンスだ」

もちろんチームを指揮するルイス・エンリケにも厳しい評価だ。仏『L’Equipe』は10点中3点と辛口な低評価をつけていて、試合途中に修正できなかった手腕を疑問視する。

「4人のアタッカーに2人のMFを配する大胆なスタンスは実を結ばなかった。最も驚くべきことは、チームが機能していなかったにも関わらず、エンリケが自分の計画を何も変えなかったことだ」

前述したようにコロ・ムアニやラモスの加入により、攻撃陣の選択肢は豊富だ。ただ、チームとして100%機能しているわけではない。国内リーグでも5位と出遅れており、これ以上の失敗をサポーターは許さないはず。早くもエンリケには厳しい視線が向けられている。

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